【ドイツ生活】フランクフルトの美容院に行ってみました
在独6か月目にして、初めて美容院へ。
ドイツの美容院の評判がすこぶる悪く、でもせっかくドイツにいるのだから、日本人ではない美容師さんに担当してほしい...。
と考えあぐねた結果、Beyond Style(日本語ページ有)という韓国系の美容院に行きました。
ドイツなのに、何故韓国?感は拭えませんが、日本人以外という観点で自分の関門はクリアできたので。
この美容院、目の前に公園が広がる静かな住宅街にあります。(先日不発弾が見つかった場所の真横にあったことはちょっとびっくり。)
おしゃれな店内に一歩入ると、そこはもう韓国。
お客さんも韓国人がほとんどで、韓国語が飛び交っていました。
私を担当してくださった美容師さんは、韓国人のお姉さん。
韓国語とドイツ語を話す方で、英語で伝えようとすると、別のお客さんを担当していた日本語が堪能な美容師さんを連れてきてくれて、その方に私の願望を通訳していただきました。(予約時に伝えれば、日本語堪能な美容師さんに担当してもらえるようです。)
手順は日本とほぼ一緒。
髪型を伝えて、シャンプーして、マッサージして、切って、ドライヤーして、最後はコテを使って巻いてくれました。
コロナ対策で、お店に到着後は検温&アルコール消毒&マスク着用。
前髪を切ると、マスクの隙間から髪の毛が入ること入ること...
マスクをつけてのヘアカットは美容師さんも切りにくそうで、6か月待てたのだからコロナが収まるまで美容院我慢しても良かったよね?と自省しました。
ま、すっきりしたので満足です。
日本で担当してもらっていた美容師さん曰く、ヨーロッパでは、髪を梳くという概念がないとのこと。
日本人の髪の毛は広がりやすいので、ボリュームを落ち着かせるためにに梳くけれど、
白人系の髪質はペタッとなりやすいので梳かないし、ボリュームを出すシャンプーが多いのだそうです。
今回初めて日本人ではない美容師さんに切ってもらった感想として、日本とほぼ変わらないということだったので、髪が伸びたら近所のドイツ人経営の美容院にチャレンジして”ヨーロッパの美容師さんは髪を梳かない”という事実確認をしたいと思います。
許しがたい髪型になったとしても、9月まで休校だし。
旦那さんは私が丸刈りになって帰ってきても気にしない気するし。
【ドイツ生活】ドイツならではの野菜に挑戦!フェンネルの食べ方
この季節に並び始めるヨーロッパっぽい野菜、フェンネル(der Fenchel)!
せっかくドイツにいるのだから!ドイツっぽい食材食べたい!!
と意気込んで、初めてフェンネルを買ってみました。
▲全体像撮る前に半分に切っちゃいました...
▲断面はこんな感じ
調べたところ、フェンネルは全部食べられるので捨てるところがないそう。
葉の部分はディル替わりに使い、
白い部分はサラダにしたのですが、ヨーロッパの大地を踏みしめたような味が鼻を突きぬけました。
フェンネルは、セロリに近いけれど、セロリよりも強い香味ということを学びました。
明日は、フェンネルのレシピをドイツ語で調べたら一番上に出てきた、”グリルしてマリネして塩胡椒”に挑戦しようと思います。
【ドイツ生活】ドイツの春は白アスパラガスと苺が主役
4月~5月頃になると、シュパーゲルと呼ばれる白アスパラガス(der Spargel)と苺(die Erdbeere)がずらっとスーパーに並び始めます。
ドイツ人は、この時期を待ちわびているようで、まるで祭りのよう!
まず、海外産の苺が並び始めます。
海外産の苺はプラスチックケースに特大サイズでパックされていて、とっても安いです。
酸っぱいものも多いので、サラダに入れて、バルサミコ酢をかけて食べていました。
そして数週間後に遅れて並び始めるドイツ産の苺。
これがもう、ものっすごく甘い。
卵のパックのような紙パックに盛られて並んでいます。
ドイツ産の苺は海外産に比べて値段は高いのですが、どんどん値段が下がっていきます。4月と比べると、6月の今は半値くらい。
そしてアスパラガス。苺と同時期に並び始めます。
スーパーでは、野菜売り場にでーん!とアスパラガスの皮むき器が置かれます。
▲アスパラのうしろにあるのが自動皮むき器
日本のアスパラガスと違って、とてもとても太く、筋があるので皮をむいて食べます。
緑のアスパラはほぼなく、白のアスパラが主流です。とても太いので、日本で食べるアスパラガスとは全くの別物。
剥いた皮から良い出汁がでるので、剥いた皮と一緒にアスパラを茹でて食べると、じゅわっとジューシーなアスパラを堪能できます。
太ければ太いほど高級とされるアスパラ。足の指よりも太いアスパラを見て、目が点になります。
▲レモンは日本と同じ大きさ。アスパラが太すぎてびっくりします。
こちらも苺と同様4月からどんどん値段が下がっています。
郊外在住の方は農家へ直接買いに行かれるようですが、都会滞在者はちらほらと住宅地に出現する農家直送の苺とアスパラの屋台を見つけるのがおススメです!
▲近所の苺とアスパラの屋台。(この時は閉店中)
屋台のものはフレッシュかつ安い!(根本が瑞々しいのがフレッシュです。乾いているものは×)
太く長いほど高級なアスパラ。屋台では折れたアスパラがとっても安く手に入ります。
我が家は小さい蒸篭で蒸して食べているので、折れたアスパラは切る手間が省けてむしろ有難かったです。
週末になると、この屋台に長蛇の列ができ、キロ単位で買っていく人ばかりでびっくりします。
蒸したアスパラにバターと塩胡椒、あればレモンをきゅっと。
ビール止まりません。
ドイツ語のレシピサイトを見ながらアスパラのポタージュスープを作ったり、手間のかかるオランデーズソースを作ってみたりしたけれど、
シンプルなやつが一番美味しいっていうやつでした。
6月も中頃。
あとどれくらいドイツの春を堪能できるでしょうか。
そろそろ食べ納めかな。
【ドイツ生活】クリーニング店へ
旦那さんのスーツをクリーニングに出しました。
▲クリーニング屋さんは至る所にあります。
自分の服じゃないのですっかり忘れていて、かなりのかなり、久しぶり~なクリーニングです。(ごめんやで...)
ドイツ語でクリーニング屋さんはReinigung。
出し方の手順は日本と一緒です。
1.服をカウンターに出す
2.返却日を書いたチケットをもらう
3.チケットと交換で服を受け取る
私が行っている近所のクリーニング屋さんは、お店の奥でおじいちゃんが手作業でやっているお店。
スーツで大体1週間くらいかかります。
特に会話しなくてもクリーニングに出せてしまいますが、
コロナの影響で学校がずっと閉校していて、使う機会のないドイツ語をなんとかして使いたかったので、頑張って会話してみました。
前回クリーニングを出したのは、ドイツ語を勉強して1週間くらいの頃で、返却日と曜日を聞き取るのも一苦労でしたが、今回は、言われたことが全部理解できてとっても嬉しかったのでした。
それにしても男の人のスーツって重すぎです。
私の前職は営業で、お客様の所へ行く毎日でしたので、毎日ジャケットを着て会社へ行っていたのですが、
男物のスーツってサイズもかなり大きいし、重量も女性もののジャケットの軽く5倍はあるんじゃないか?と思います。
これ着て仕事してたら肩凝るだろうな...。大変だなぁ。
とは思うもののスーツ姿の旦那さんかっこよすぎるので、一生スーツ着る仕事してほしい。(祈)
【ドイツ生活】フルーツビール飲み比べ
ドイツでたくさんあるビール会社の一つ、Schofferhoferのフルーツビールをご紹介します。
Schofferhofer、シェッファーホッファーと読みます。
1425年生まれのSchofferさんがフランクフルト近くにある家を小さなビール醸造所として作ったのが会社の始まり。
ここで作られていたビールは、バイエルン州外で作られた初めての小麦ビールでした。
そして2007年、世界初の小麦グレープフルーツビールを発売。
ドイツのスーパーを見る限り、フルーツビールとしてメジャーなのは、Schofferhoferのビールだと思います。
Schofferhoferのフルーツビールは全部で5種!
・グレープフルーツ
・レモン
・ザクロ
・サボテン
▲左がサボテンの実、真ん中がザクロ、右がパッションフルーツ
グレープフルーツやレモンビールは日本のKALDIでよく見かけます。チューハイでもよく見かけるフレーバーで、日本人にはきっと馴染みのある味だと思います。
柑橘系が好きな人は、きっとハマると思います!酸味が強くて私はこれが一番好き。
そしてザクロ。
ドイツでザクロはかなりポピュラーです。女性ホルモンにはザクロジュールが良いとも言われていて、ジュース類は豊富。ザクロの香りのソープ類もよく見かけます。
味は、ベリー感満載。
最後にサボテン。
モロッコ、タンザニアに行ったときに路上で売っていたのを見かけたものの、中々手を出せずにいたサボテンの実。まさかドイツで味わえるとは。
初めての風味で、うっま~!とはなりませんでした...。良い言い回しが思いつかないので率直に言うと、石鹸のような味(石鹸食べたことないですが)。
ちなみに、アルコール度数は、2.5%と低いので、ドイツでは16歳から飲酒可能。
しかしながら、アジア人は若く見られがちなので、スーパーに行くときは年齢を証明できるものの持参必須です。
【ドイツ生活】近所で不発弾見つかる!
昨日、フランクフルトの工事現場で0.5トンの不発弾が発見されたとの発表がありました。
この見つかった場所、未開拓地域ではなく、ものっすごく多くの人が集うような場所の工事現場。
爆発する前に見つかって本当良かった。
工事現場で見つけた人、めちゃくちゃ怖かっただろうな...。
不発弾の量や場所によっては、数万人が避難することにもなるそうですが、今回の不発弾発見の影響は我が家にはなく一安心です。
昨年、70年以上前に投下された不発弾がトウモロコシ畑で爆発し、直径10メートルものクレーターが出来たとニュースになっていました。
長い年月をかけて土の中で化学変化を起こし、不発弾でも爆発するそうです。
第二次世界大戦で135万トンもの爆弾が投下されたドイツ。
不発弾はその1割に上り、毎年2000トン以上の不発弾がドイツ中から発見されているそうです。
なんと...。
【ドイツ生活】おススメのインスタント麺(フォー)
ラーメンと並んで(?)、フォーはヨーロッパでもとってもポピュラーな麺料理です。
フランスに旅行した時も、フィンランドに行ったときも、フォーにはとてもお世話になりました。
ベトナムでフォーを食べるのと比べると、値段は天と地の差ではありますが、
物価の高い国でも、値段を気にせずお店に入れてお腹いっぱいにアジアを感じられるので、フォー大好きです。
ベトナムで暑い中食べるフォーもいいけれど、寒すぎる国で、食べた瞬間幸せを感じられるところも素敵。
フォーへの愛はさておき、
とっても美味しいインスタントフォーを紹介します!
こちら!
▲コリアンダー味
コリアンダーの風味が強めで、麺も美味しい。
▲生コリアンダーと鶏肉を添えて、レモンをきゅっと絞るとお店の味!
私の旦那さん、美味しいものを見つける天才なのですが、彼のおかげでこのフォーに出会えました。(自分だったら絶対買わなかった..感謝!!)
スーパーにはたくさんのインスタント麺が並んでいるのですが、
食べなれた日系メーカーのカップヌードルやインスタント麺はヨーロッパ人好みの味に変わっていて、
好きだと思えるインスタント麺が見つからなかったので、このフォーと出会えて、私は幸せです。
なお、フォーボー(牛肉味)もありますが、こちらは八角の風味が強くて、八角が好きでない私には個人的には微妙な味でした。
とにかく、このコリアンダー味、とってもおススメです。
日本でも買えますよ!