【レシピ】簡単むちむちシナモンパンのお話
ドイツは閉店法といって、日・祝日にはお店を閉店することが法律で定められています。
なので、日曜日はやることがないのです!
ということで先日、北欧旅で食べたシナモンパンが無性に恋しくなり、作ることにしました。
自分用なので難しいこと、面倒臭いことは抜きにしたけれど中々美味しかったです。
【材料】
握りこぶしサイズ8個分
所要時間1時間30分程度
<生地>
・強力粉 180g
・砂糖 20g
・塩 ひとつまみ
※有塩バターを使う場合は不要です。
・カルダモン 好きなだけ
※独特な香りなので入れなくてもOK。ホール・粉どちらでもいいですが、ホールタイプを入れると北欧風です。
・ドライイースト 3g
※生イーストだと10gくらい
・卵 1個
※半分残ります
・牛乳 90cc
・バター25g
※有塩・無塩どちらでもOK
<フィリング>
A・B・C どれでも好きなものを選んでください
A:バター20g+砂糖15g シナモン15g(王道の味)
B:バター20g+干しナツメ5個くらい(干し葡萄でも◎)+シナモン好きなだけ(写真のもの)
C:バター20g+餡子+シナモン15g(試してないけれど絶対においしいと思います)
料理が趣味で、本を見て各国の料理を作るので調味料や材料が増えていきます。先日、(おそらくもう作らない)バクテーを作った時に買った干しナツメを消費したかったので、生地に挟むフィリングにナツメをペーストにして入れてみたところとても美味しかったのです!味は餡子風。
ナツメの代わりに干し葡萄や干しイチジク、デーツなどでもきっとおいしいことだろうなと思います。
Aにリンゴを入れてブレンダーでミックスしたらアップルシナモンになりますね!
【事前の準備】
バターを常温にするか、細かく切っておく。
卵をといておく
【作り方】
1.まずは<生地>をつくります。鍋にバターと牛乳を入れ、人肌程度に温めてバターを溶かしていきます。
2.バターが溶けたらドライイーストを鍋に投入してちょっと混ぜます。
3.ボウルに強力粉、砂糖、塩(有塩バターの場合は入れない)、カルダモンを入れ、鍋の中身をボウルに注ぎます。
4.ボウルにといた卵を1/6くらい入れます。
5.ゴムベラなどでボウルを混ぜていきます。しっかりと混ざったら、さらに手で10分ほどこねていきます。最初はべちゃべちゃしていますが、生地がもっちりとして手につかなくなってきます。
6.生地を丸めてボールに戻し、布をかぶせて3~40分暖かいところに置いておきます。一次発酵をさせます。
7.生地を発酵させている間に生地はさむ<フィリング>を作ります。A・B・Cから選んだ材料をよく混ぜます。なお、Bを選んだ場合はブレンダーやミキサーなどがあれば便利です。もしくはフルーツを細かく切って混ぜるでも構いません。
8.生地が発酵したらボウルから取り出し、1cmの厚さくらいまで正方形になるように伸ばします。この時、打ち粉を振らなくても大丈夫ですが、不安であれば振ってください。
9.生地全体に<フィリング>を塗っていきます。
10.生地を半分に折り、8等分にした後、折り目の部分は切らずに真ん中に切り込みを入れます。(絵1参照)
11.中尾彬のねじねじのように巻いていきます。全体が巻けたら両端を持ちねじりながら伸ばしていきます。ねじれたら、一方の端を持ち、ぐるっと巻いてもう片方の端をパンの下に入れ込むようにします。(絵2参照)
12.キッチンペーパーを敷いた(もしくは油を薄く塗った)オーブン台に生地を並べ、布をかぶせます。二次発酵をさせるため暖かい場所で20~30分置いておきます。
13.この間に使った器具を片付けていき、オーブンを220度に余熱しておきます。
14.発酵が終わったら、余っている溶き卵をちょちょいとテッペンに塗ります。刷毛がなければスプーンでもできちゃいます。
15.生地を220℃のオーブンで7〜8分ほど焼けば完成です。オーブンによって違うので、やけ具合を見ながら調整してくださいね。
もっちもち、むっちむちのシナモンパンの出来上がりです。
発酵に時間は取られますが、工程とっても簡単!
日本で見るシナモンパンは上にアイシングがかかっています。アイシングがしたい場合は、粉糖50gに少しずつ少しずつお水やレモン汁など入れてよく混ぜればできますよ。アイシングはパンが冷めてからかけてくださいね。