世界のどこかで ひとり旅ブログ

30か国の渡航経験を元に、自分が旅行前に欲しかった情報をアップしていきます

【ドイツ】膀胱炎になったら

 

温かい水分をとにかくたくさん摂って、暖かくして、ゆっくり休んでください。

 

 

 

ドイツに来て3日目に、膀胱炎になったんです。

 

経験した人にしか分からない、常に違和感がある感じ.....。そして痛い。ものすごく辛い。

 

日本でも何度か膀胱炎なったことがあります。最初はこの痛みが何かわからなくて、1週間くらい我慢して(辛かった....)から病院へ行きました。抗生物質を飲んだら、速攻痛みがなくなり感動した覚えがあります。

 

ドイツにはいたるところにアポテケ(Apotheke)という薬剤師さん常駐している薬局があります。幸い家の近くにもあったので、薬をもらおうと膀胱炎(Blasenentzündung)と書いたメモを握りしめ、Give me medicine!と薬剤師さんに伝えました。

 

薬剤師さんから提案されたのは"Tablet or Tea"

...Tea?お茶?何故??

Tablet(錠剤)以外の選択肢、ないでしょう!???!と思い、錠剤を購入して帰りました。

 

家に帰って色々調べていると、ドイツでは病気になったらハーブティーを飲んで治すそう。スーパーにもドラッグストアでもいろいろな効果のハーブティーが売っています。

 

ドイツ人は薬に頼らず、自己治癒力を高めて体質そのものを改善する自然療法が一般的なようです。

 

そして薬剤師さんに勧められて購入した錠剤は薬ではなく漢方薬でした。漢方薬は薬ではなくて自己治癒力を高めるものです。

 

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▲処方してもらった錠剤

 

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▲膀胱炎用のハーブティー。Basen(膀胱)und(&)Nieren(腎臓)Tee(お茶)

 

 そういえば、日本で膀胱炎の薬を処方してもらったとき、先生から "抗生物質は即効性があるけれど、悪い菌と一緒に良い菌も殺してしまうから、あまり頼ったらだめだよ。" と言われていました。

 

日本では体調が悪いと薬に頼ることが多かったのですが、即効性があるから楽になるけれど、身体には負担がかかっているので一長一短ですね。ドイツに来て考えさせられました。

 

  

膀胱炎は、寒い時期、とくに女性がかかりやすい病気だそうです。

 

膀胱炎になったら、膀胱内の菌を排出するためにとにかく水分を取ってください。冷たい水だと体を冷やしてしまうので、温かいものを。水分を取り続けて、トイレに行って、を2時間くらい繰り返していたら、一生続くんじゃないかと思われた辛さがだんだん楽になってきたりします。

 

 

本当にどうしようもなく辛くなったら病院へ行くのがベストだと思いますが、病気の初期段階は、病院はどこだ...!と探すことに労力を割くよりもハーブティーをたっくさん飲んでゆっくりしてくださいね。

 

この情報がドイツで膀胱炎になった方の助けになれば幸いです!