【フランス/パリ】ストライキ中のパリ観光ノウハウ
12月中旬に3泊4日のパリ旅行に行ってきました。急遽決めた初めてパリ旅行。女子憧れの地への期待に胸を躍らせて、予定を詰めに詰め込んでいました。...が、ストライキ中ということが頭からすっぽり抜けていて、予定通りには行きませんでした...。
反省を踏まえて、ストライキでもパリを楽しむためのノウハウを記事にしていきますね。
ストライキの発端
フランス国鉄"SNCF"の年金改革が発端。慢性的に赤字が増えているにも関わらず、一般の労働者に比べ優遇されていたため、マクロン大統領がメスを入れた形。これに反発してストライキが発生しています。
ストライキ中の心得
1.電車のお得チケットは買わない
パリ中心部は、メトロが電車が縦横無人に走っています。ルーブル美術館、ノートルダム大聖堂、エッフェル塔、凱旋門などなど、パリ市内の観光名所を回るのにもとても便利です。また、ベルサイユ宮殿やディズニーパリなど、少し離れたところに行くには、PERという近郊電車に乗ります。
これらの電車には、お得な一日券や回数券が存在するのですが、ストライキ中は買わないことを勧めます!
ストライキ中、電車は走ってはいるものの区間や路線によって完全ストップ。メトロに入ってみないと、どこの路線が走っているか/止まっているかは旅行者には分かりませでした。私はストライキなのに電車走ってる!と思い、パリ到着早々回数券を買ったのですが、一駅乗ってストップ、行きたいところに全然行けず...。と、とてももったいないことが頻発しました。路線図を見て頭を悩ませるよりも歩いて行った方が全然早かった...。(そう、パリ市内の有名どころは簡単に歩けちゃう距離なのです)
郊外に行くときは帰りの時刻表をチェック
ベルサイユ宮殿に行ったのですが、パリからは地下鉄とPERを乗り継ぐ必要があります。しかしながらストライキのためGoogleMAPで出てくる路線は止まっていました。PERの駅構内には駅員さんがいらしてベルサイユ宮殿までの行き方を聞き、無事行くことが出来たのですが、その電車も大幅に本数を減らして運航(1~2時間に1本ほど)していました。PERの時刻表は駅構内に張り出しているので、帰りの時間もチェックしてから観光するのがベターです。
目的地に近い駅を探す
ベルサイユ宮殿に一番近い駅は"Versailes Chateau Rice Gauche駅"ですが、この路線がストップしていました。そのため、"Gare de Varsailles Chantier駅"を利用しました。"Varsailles Rive Droite駅"でも行くことが出来ます。
訪問前にサイトを見る
ストライキによって閉鎖する観光名所もあります。ルーブル美術館はネットでチケットを予約できるのですが、ストライキ期間中、ルーブル美術館のHPには、"ストライキのため、開場時間を遅らせるかも"との表示が出ていたので、夕方に訪問しました。またルーブル美術館のHP予約は時間指定券なので、ストライキによる電車ストップの影響も鑑みて、HPでは買わずに直接現地で購入しました。
今回のストライキ中のパリ旅行、駅構内の極寒の中電車が来るまで1時間待機..。寒いし時間もったいない、これが一番辛かった.......。ストライキ中はゆったりした気持ちを持つことが必要です。あと冬の場合はカイロ必須です。
フランス、ストライキは良く起こるものでパリ市民の皆さまは慣れたもの。普通に生活しています。"フランスのストライキ、マジめんどくさいよね!どうせ政府の意見は変わらないから市民に超迷惑!ごめんね。"と、フランス人の友人からフランス市民代表して謝罪されましたが、洋服、食器などのお土産、食べ物がとーってもおいしいので満足な旅でした。
パリ観光では、この本がとても良かったです。
→パリでしたい100のこと 大好きな街を暮らすように楽しむ旅
以上、ストライキ中のパリ観光ノウハウでした。