【ドイツ生活】ドイツのケーキ事情
先日、りんごタルトを焼きました。
フランスのレシピで、名前は"Tarte aux pommes"。
ドイツに来たことがある方は”へっ?”と思うかもしれません。
ドイツ料理によく副菜(菜?)として添えられるフライドポテトのことをドイツ語でPommesというんです。
ドイツに来たら、フランスのリンゴのタルトはフライドポテトのタルトになってしまうんですね。フランスは隣の国なのに、言葉の変化って面白いな~、と思いました。
ドイツのケーキ事情
ドイツには2種類のケーキがあります。
Torte(トルテ)とKuchen(クーヘン)です。
Torte:日本人がイメージする、デコレーションされたケーキのことです。
Kuchen:焼きっぱなしの飾り気のないケーキです。
おそらくKuchenの方がドイツでは一般的。なぜなら、ドイツ語の教科書にはKuchenしか出てきません。
学生の頃にアメリカで激甘ビックサイズケーキを食べてから、外国のケーキは躊躇してしまうことが多かったのですが、ドイツのケーキは大抵どこでもおいしいです。 甘さも控えめ。
パン屋さんにもケーキが置いてあることがよくあって、人気のパン屋さんはケーキも(Kuchen、Torteともに)おいしいです。
▲フランクフルト中心部から少し離れたところにある地元民に有名なパン屋さん。”Beckerei Hanss”のチーズケーキです。みっちりと中身が詰まった重量級のチーズケーキで、今までで食べたチーズケーキで一番おいしかったです。